【SwiftUI】Viewに影を付けてカード型Viewを作成してみよう

shadow プロパティを使うことでViewに影を付加することができます。VStack に shadow を付けてカードっぽい見た目のViewを作成してみたので紹介します。

動作確認済環境

MacOS Big Sur(11.6)

Xcode 13.0

iOS 15.0(14.0でも動くはずです)

iPhone 13 シミュレータ

【SwiftUI】Viewに影を付けてCard型Viewを作成してみよう

サンプル1(オフセット無し)

.shadow(color: .gray.opacity(0.7), radius: 5)
画像・文言引用:みんなの猫図鑑

上下左右に影が出ていることがわかると思います(サンプルではわかりやすくするためカード部分と背景の色を変えています)。

サンプル2(オフセットあり)

shadow の引数の x, y を利用すると影を少しずらす事ができます

.shadow(color: .gray.opacity(0.7), radius: 5, x: 10, y: 10)
画像・文言引用:みんなの猫図鑑

影の薄さや半径は変えていませんが、右下に 10pt ずらして表示しています。

VStack や HStack に影をつけるだけで簡易的にエリアを分けられ、またタップできそうな視覚的効果が出るのでおすすめです。

但し、何も起きないけどタップできそうなUIはユーザーに誤解を招く恐れがあるので注意は必要です。

以下は参考ですがスクショの全体コードです。

全体のコード

struct ContentView: View {
    var body: some View {
        VStack {
            Spacer()
            VStack {
                HStack {
                    Image("munchkin")
                        .resizable()
                        .scaledToFit()
                        .clipShape(Circle())
                        .frame(width: 120, height: 120)
                    Text("マンチカン")
                        .font(.system(size: 22))
                    Spacer()
                }
                HStack {
                    Text("マンチカンは大変陽気で好奇心が強く、遊び好きです。人や同居のほかのペットとも上手に接します。")
                    Spacer()
                }
            }
            .padding()
            .background(.white)
            .cornerRadius(8)
            .clipped()
            .shadow(color: .gray.opacity(0.7), radius: 5)
            Spacer()
        }
        .padding()
        .background(Color(white: 0.9))
    }
}

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